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アイスホッケーの接触プレーで29歳の選手が失血し死亡 地元当局は相手選手を過失致死などの疑いで逮捕

2023年11月17日 21:02
アイスホッケーの接触プレーで29歳の選手が失血し死亡 地元当局は相手選手を過失致死などの疑いで逮捕
死亡したジョンソン選手(写真:ロイター/アフロ)
10月末に行われたアイスホッケーの試合で、接触プレーで相手選手のスケート靴のブレードが首に当たった29歳の選手が大量失血などにより、死亡しました。イギリスメディアによりますと、地元当局が接触した相手選手を過失致死などの疑いで逮捕したということです。

死亡したのは29歳のアダム・ジョンソン選手で、アメリカのNHLでもプレーした経験を持ちます。

試合中、相手チームの選手が、ジョンソン選手のチームメートを体を張って止めにいきます。しかし、はね飛ばされ、足が宙に浮いた形に。そのままジョンソン選手のいる方に飛んでいきます。

スケート靴のブレードがジョンソン選手の首に触れ、両者が倒れ込みます。ジョンソン選手は首をおさえながら立ち上がり、治療を受けるため、なんとかリンクの外に向かおうとします。氷の上には大量の血のあとが。

ジョンソン選手は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

BBCなどによりますと、地元当局は相手選手を過失致死の疑いで逮捕したということですが、「前例がないケースのため、慎重に捜査を進めている」ということです。相手選手の名前は明かされておらず、現在も当局に身柄を拘束されているということです。