21日（土）にジャパンラグビーリーグワンの初代王者を決めるプレーオフの準決勝、東京サンゴリアス（以下、東京SG）と東芝ブレイブルーパス東京（以下、BL東京）の一戦が東大阪市花園ラグビー場で行われます。

リーグ戦を14勝2敗の1位で通過した東京SGの注目は、ニュージーランド代表フルバックのダミアン・マッケンジー選手。

リーグ戦では攻撃の中心として、7トライ48ゴール20ペナルティゴールの活躍で得点王(191得点)を受賞。

キックを蹴る際に表情を緩ませることから、"ほほえみの貴公子"とも言われるマッケンジー選手には、チームの主将・中村亮土選手も「ゲームをかき乱すプレースタイルなので、BL東京の強いディフェンスを後ろに下げて、ペナルティーゴールで得点を取ってプレッシャーを掛けて欲しい」と期待を寄せます。

オフの日にはゴルフも一緒にプレーし「ドライバーが凄く、基本的に300ヤード飛ばす。チーム1番の飛ばし屋で、体の使い方が上手い。ゴルフでは試合ほど集中していないからか、ショット前にほほえまない。なのに飛ばすから悔しい」とマッケンジー選手のゴルファーとしての一面も語りました。

共にプレーする中で感じたマッケンジー選手の凄さについては「とにかく動いていてチームの助けになる。オールブラックスになる選手は、ボールを持っていない時の動きも勉強になる。ファンの皆さんには、ボールを持っていない時の動きにもぜひ注目して欲しい」と語りました。

ダミアン・マッケンジー選手がフルバックで先発予定の東京SGとBL東京の準決勝は、5月21日（土）午後2時30分キックオフです。


東京SG攻撃の中心・得点王のダミアン・マッケンジー選手（写真:アフロ）