バスケで高校日本一目指す 千保銀河選手
7月に開幕するパリオリンピックでの活躍が期待されるバスケットボール男子日本代表。この日本代表を目指す滑川市出身の注目選手がいます。先週末におこわれた北信越高校総体では優勝に貢献するプレーで存在感を示しました。
滑川市出身で新潟県の開志国際高校3年の千保銀河選手。6月15日と16日に富山県で行われたバスケットボールの北信越高校総体に出場しました。
初戦となる1回戦から全試合で先発出場した千保選手は、1回戦は12得点。2回戦と準決勝は一桁得点となりましたが、チームの決勝進出に貢献しました。
千保選手がバスケットボールに触れたのは2歳のとき。小学2年生から地元滑川市のクラブに所属するとメキメキと上達します。
中学1年生から日本代表候補に選出されている千保選手。同級生で富山市出身、福岡大大濠高校の高田将吾選手とともに去年は16歳以下、今年は18歳以下の日本代表候補に選ばれています。
6月16日の北信越高校総体決勝は福井県の北陸高校と対戦。
中学卒業以来、富山での公式戦は今回が初めての千保選手。この試合、最初の得点は得意の3ポイントシュート!
観客席には家族が応援に駆け付けました。千保選手を小さなころから支えているのがきょうだいの存在です。
長男は「北斗」長女は「七星」次女は「輝星」そして4人兄姉の末っ子の「銀河」、全員がバスケの経験者です。
千保選手「家族の応援はうれしいですし、自分としても頑張りたいと思いながらプレーしていた」
名前通りスケールの大きな選手へと成長を続ける千保選手。家族の声援を背に、この試合では2本の3ポイントシュートを決めるなどして10得点をマーク。チームの北信越連覇に大きく貢献しました。
千保選手「高校最後はインターハイ、トップリーグ、ウインターカップ全て優勝して、いい高校バスケ生活にしていきたい」
高校年代のトッププレーヤーの1人として注目されている千保選手。インターハイでは高田選手との対戦も楽しみにしています。
千保選手「やっぱり福岡大大濠と試合したいですし(高田選手と)マッチアップして一緒に楽しみながら試合したい」