楽天は2月1日から春季キャンプがスタート！30日にキャンプ地の沖縄県に到着し、31日は翌日のキャンプインを前に自主練習を行った。

30日に沖縄到着後、チームはまずハラスメント講習を行い、選手やスタッフら約170人が受講した。シーズンオフに明らかになった、球団内でおきた後輩選手へのハラスメント行為。チームは球団が制定した再発防止策の一環としてハラスメント講習を実施した。球団顧問弁護士を招き、実社会で起きたセクハラやパワハラ等の事例を紹介するなどおよそ1時間行われた。

講習後、今シーズン選手会長を務める田中和基選手(29)は・・・

〈今季選手会長　田中和基選手〉
「自分たちが思っている範囲というのと、社会一般的にみての範囲というのは異なっていると思うので、僕たちが昔こうだったとかそういうのは関係なく今の時代にしっかり順応していかなければならない」

そして31日。最高気温24度と快晴に恵まれた沖縄県の金武町ベースボールスタジアム。選手たちは翌日のキャンプインに向けて、自前のトレーニングウェアで体を慣らす自主練習を行った。

今シーズン野手キャプテンを務める浅村栄斗選手(33)は、バッティングの感覚を確かめるようにティーバッティングなどで汗を流した。

そして投手陣では則本昂大投手(33)がブルペン入り。今シーズン先発から抑えに転向する右腕は「しっかり追い込みたい」とプロ12年目の新たな挑戦へ気合をのぞかせた。

また、去年10月下旬に右ひじのクリーニング手術を受けた田中将大投手(35)もブルペン入り。「傾斜を使っていろいろ確認しながら投げた」と今江監督が見守る中、キャッチャーを立たせたまま投球し順調な姿を見せた。

そして練習後、その田中投手は小郷裕哉選手(27)と共に球団創設20周年を記念したアニバーサリーユニホームの発表会に登場。東北6県の形が一体となったデザインの記念ユニホームに袖を通した。

〈田中将大投手〉
「このユニホームを着て1試合でも多く勝ちたいと思う。まずは開幕ローテーションに入っていけるように。そこを掴み取っていかないといけない。そこを意識しながら 状態上げていきたい」

チームは1日にキャンプインし、金武町でのキャンプは2月18日まで行われる。