「挑戦することは人生にとって必ず意味があること」父として世界一へ!デフリンピック連覇目指す佐々木琢磨選手(五戸町出身)【挑戦2025】
「挑戦2025」ことし夢に挑む人たちをシリーズで紹介します。
4回目は聴覚障がい者の国際大会「デフリンピック」で連覇をめざす五戸町出身 佐々木琢磨 選手です。
去年11月東京で行われた「世界デフ国別・地域別選手権」男子100メートル。
決勝に進んだ五戸町出身の佐々木琢磨選手は向かい風ながら今シーズン自己ベストタイの10秒73で優勝!
翌日に行われた日本デフ陸上競技選手権の男子200メートルでも優勝を果たします。
3日後、母校であり職場でありそして練習拠点でもある仙台大学に佐々木選手の姿がありました。
師と仰ぐ陸上競技部の名取英二部長が見守るなか冬のトレーニングに励んでいます。
★仙台大学陸上競技部 名取英二部長
「年齢も30歳を越えてきているので体力的には厳しいところもあると思うのですが、ことしも思ったような成績が残せましたしまだまだ可能性が残っているんだろうなと見ています」
佐々木選手は2歳のときに原因不明の内耳性難聴と診断されました。
八戸聾学校中学部で陸上競技と出会い盛岡聴覚支援学校高等部へ。
そして4年に一度開かれる聴覚障がい者の国際大会「デフリンピック」を知ります。
★佐々木琢磨選手
「高校1年生の時にデフリンピックを知ってそのときから本気で練習をはじめました」
高校3年生のときに全国ろう学校陸上競技大会で優勝し仙台大学に進学。
在学中の2013年に「デフリンピック」に初出場し、3回目の出場となった2022年ブラジル大会の男子100メートルで日本人初アジアでも初めての金メダルを獲得しました。
★佐々木琢磨 選手
「夢を持ち続けるということは簡単なことではありません でもその難しいことに挑戦することは人生にとって必ず意味があることだと思います」
去年10月には長男・晴琉斗ちゃんが生まれて父となった佐々木選手。
ことし大きな夢に挑みます。
★佐々木琢磨選手
「目標は世界新記録を樹立することです 10秒21ですね」
「2025年のデフリンピックでも世界一になって表彰台の一番上に子どもと一緒に立ちたいというのが私の夢です」
★仙台大学陸上競技部 名取英二部長
「本人は大きい試合にひじょうに強い選手でそれが彼の特性でもあると見ているのですけれど」
「プレッシャーもかなり大きいものがあります」
そのプレッシャーを跳ね返す力があると父親の正名さんは言います。
★父・佐々木正名さん
「自分でやってきたからねいろいろな経験したからね いまになればよい経験だったのでしょう」
「そうやってモチベーションを上げる息子だから本当に自分にプレッシャーをかけてで周りの人からもプレッシャーをかければ何でも燃えるみたいな感じの息子だから」
ことし、100年の歴史があるデフリンピックは日本で開催されます。
先月青森市で開かれたデフリンピックの啓発研修会で佐々木選手はこう呼びかけました。
★佐々木琢磨選手
「日本にとってデフリンピックをやるということは一口で言えば、ろうの世界をみんなに知ってもらうということ また、ろうの手話をわかってもらえる大きな社会的な貢献の意味があると思います」
佐々木選手にことしの夢を書いてもらいました。
★佐々木琢磨選手
「これは自分の名前佐々木琢磨のS・T これは100メートルで全部で笑顔で世界一になる。2025年東京デフリンピックで世界一になるというのが夢です」
夢をあきらめない強い信念をもった五戸生まれのアスリートは父となって再び世界一を狙います。
4回目は聴覚障がい者の国際大会「デフリンピック」で連覇をめざす五戸町出身 佐々木琢磨 選手です。
去年11月東京で行われた「世界デフ国別・地域別選手権」男子100メートル。
決勝に進んだ五戸町出身の佐々木琢磨選手は向かい風ながら今シーズン自己ベストタイの10秒73で優勝!
翌日に行われた日本デフ陸上競技選手権の男子200メートルでも優勝を果たします。
3日後、母校であり職場でありそして練習拠点でもある仙台大学に佐々木選手の姿がありました。
師と仰ぐ陸上競技部の名取英二部長が見守るなか冬のトレーニングに励んでいます。
★仙台大学陸上競技部 名取英二部長
「年齢も30歳を越えてきているので体力的には厳しいところもあると思うのですが、ことしも思ったような成績が残せましたしまだまだ可能性が残っているんだろうなと見ています」
佐々木選手は2歳のときに原因不明の内耳性難聴と診断されました。
八戸聾学校中学部で陸上競技と出会い盛岡聴覚支援学校高等部へ。
そして4年に一度開かれる聴覚障がい者の国際大会「デフリンピック」を知ります。
★佐々木琢磨選手
「高校1年生の時にデフリンピックを知ってそのときから本気で練習をはじめました」
高校3年生のときに全国ろう学校陸上競技大会で優勝し仙台大学に進学。
在学中の2013年に「デフリンピック」に初出場し、3回目の出場となった2022年ブラジル大会の男子100メートルで日本人初アジアでも初めての金メダルを獲得しました。
★佐々木琢磨 選手
「夢を持ち続けるということは簡単なことではありません でもその難しいことに挑戦することは人生にとって必ず意味があることだと思います」
去年10月には長男・晴琉斗ちゃんが生まれて父となった佐々木選手。
ことし大きな夢に挑みます。
★佐々木琢磨選手
「目標は世界新記録を樹立することです 10秒21ですね」
「2025年のデフリンピックでも世界一になって表彰台の一番上に子どもと一緒に立ちたいというのが私の夢です」
★仙台大学陸上競技部 名取英二部長
「本人は大きい試合にひじょうに強い選手でそれが彼の特性でもあると見ているのですけれど」
「プレッシャーもかなり大きいものがあります」
そのプレッシャーを跳ね返す力があると父親の正名さんは言います。
★父・佐々木正名さん
「自分でやってきたからねいろいろな経験したからね いまになればよい経験だったのでしょう」
「そうやってモチベーションを上げる息子だから本当に自分にプレッシャーをかけてで周りの人からもプレッシャーをかければ何でも燃えるみたいな感じの息子だから」
ことし、100年の歴史があるデフリンピックは日本で開催されます。
先月青森市で開かれたデフリンピックの啓発研修会で佐々木選手はこう呼びかけました。
★佐々木琢磨選手
「日本にとってデフリンピックをやるということは一口で言えば、ろうの世界をみんなに知ってもらうということ また、ろうの手話をわかってもらえる大きな社会的な貢献の意味があると思います」
佐々木選手にことしの夢を書いてもらいました。
★佐々木琢磨選手
「これは自分の名前佐々木琢磨のS・T これは100メートルで全部で笑顔で世界一になる。2025年東京デフリンピックで世界一になるというのが夢です」
夢をあきらめない強い信念をもった五戸生まれのアスリートは父となって再び世界一を狙います。
最終更新日:2025年1月10日 6:00