【高校サッカー】王座奪還狙う「今治東」と12年ぶり全国出場目指す「済美」愛媛の頂点かけた決戦へ!
愛媛のサッカーこちらも盛り上がっています!12日に行われる第102回全国高校サッカー選手権愛媛県大会決勝。
王座奪還を狙う「今治東」対12年ぶりの全国出場を目指す「済美」。
両校の注目ポイントを応援リポーターがご紹介します。
青木アナ:
「三年連続の決勝進出今治東、今年は王座奪還に向けて燃えています!」
学校史上初の連覇を掲げ挑んだ昨年。1点差で涙をのんだ今治東イレブン。
大荒選手:
「去年決勝で悔しい気持ち、悔しい思いをしたので、この一年、選手権の為だけに時間費やせたと思うんで、決勝でも僕が点を決めてチームを勝たせられるように」
そう語るエース、大荒陽平選手はここまで3得点!
昨年、決勝のピッチで涙をのんだ選手たちが躍動し、同じ舞台まで帰ってきました。
そんな今治東の応援リポーター、青木アナが見つけた注目選手が!
河上兄弟:
「河上 塔二郎です。河上 進次郎です。」
青木アナ:
「ほんとにそっくりですね、お顔もそうですけど、体格とかもそっくり」
チームメイトも間違ってしまうほどそっくりな双子。河上 塔二郎(かわかみ・とうじろう)進次郎(しんじろう)兄弟!
進次郎選手:
「近くでプレーしたほうがやりやすい」
塔二郎選手:
「試合中に目が合ったら、なんとなくどこに出したいのかなとか分かります」
まさに以心伝心!弟、進次郎は準々決勝でワンゴール!決勝では、コンビプレーで勝利を目指します。
進次郎選手:
「自分のクロスから塔次郎が決められたらいいなと思います」
決勝でも出るか「さわやかスマイル」!河上ツインズに注目です!
高野アナ:
「三年ぶりの決勝に向けて練習する済美高校イレブンです。声をとても掛け合っていて集中力が高まっているのが伝わってきます」
今年の総体準優勝!松山のテクニック集団、済美高校。総体で届かなかった全国の舞台に挑むべく、選手権ファイナルまで駒を進めました。
山口主将:
「くやしい思いを総体でしたので、絶対に勝つという思いで臨みたいと思います」
指揮を執るのが、愛媛のサッカーファンならご存じこの方。
済美高校OBで愛媛FCでもプレーした元Jリーガー渡邊 一仁監督!就任わずか1年で総体準優勝。12年ぶりの選手権制覇まであと一歩のところまでやってきました。
渡邊監督:
「いろんなものが重なって今この仕事についているので、そのうえで選手たちにこうやって連れてきてもらってこういう経験ができるのはすごく幸せです。決勝に行ってほんといろんな人から『頑張ってよ』って連絡いただけるので。僕は失うものも何もないので選手たちとしっかり準備して挑むだけです」
そんな済美高校の応援リポーター、高野アナが気になった選手は…
キャプテンと小学5年生から同じチームでプレーする川越 幹太(かわごえ・かんた)選手。PK戦にまでもつれ込んだ準決勝では見事なセーブを連発。決勝までチームを導いた守護神です。
卒業後は別々の道に進むため、一緒にプレーするのはこの選手権が最後…。ともに過ごした7年間の集大成、幼馴染と決勝に挑みます。
山口主将:
「まだ一緒のチームになってから、タイトルはとってないと思うんで、選手権でとって最後良いしめくくりをしたいなと思います」
それぞれの想いが交差する高校サッカー選手権。12日ファイナルです。