「初のタイトル獲得を目指す」新キャプテンに荒野拓馬選手が就任 コンサドーレ沖縄キャンプ
8日、朝から雨が降りしきる沖縄県金武町で肌寒い中、選手たちはいつもより厚着で練習スタート。
ゴールキーパーも含めたパス回しからシュートまで持ち込む練習などを繰り返し行っていました。
そして7日夜、長年チームを引っ張ってきた宮澤裕樹選手に代わり、今シーズンから新キャプテンに荒野拓馬選手が就任することが発表されました。
荒野選手は、「宮澤選手から直接思いを伝えられ覚悟を決めた。キャプテンを務めることで自分自身も更に成長できると思うが、本当に責任重大。」と率直な心境を話しました。
8日の練習では、早速チームメイトから「キャプテン!」と呼ばれ、愛のあるイジられ方も。
前キャプテン・宮澤選手は「荒野選手は人をひきつける能力がある。拓馬の周りには自然と多くの人が集まるので、彼の良さを生かしたキャプテンになってほしい」とエールを送りました。
荒野選手は中学生の頃からコンサドーレの下部組織でプレー。
アカデミー出身選手がキャプテンを務めるのはクラブ史上初のことです。
「自分を育ててくれたのがコンサドーレというクラブ。そのクラブのためにも、キャプテンとして初のタイトル獲得を目指して先頭に立って戦っていきたい」と今シーズンの意気込みを強く語りました。
チームは10日まで沖縄でのキャンプを続け、その後、熊本で最終調整して24日の開幕戦・福岡との一戦に臨む予定です。
今シーズン、荒野キャプテン率いる“新生コンサドーレ”から目が離せません。