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男女ともに全国大会へ 日大山形高校テニス部の強さの秘訣は? 目標は全国ベスト8「明るく失敗を恐れずに」

2024年3月7日 18:34
男女ともに全国大会へ 日大山形高校テニス部の強さの秘訣は? 目標は全国ベスト8「明るく失敗を恐れずに」

今月20日から福岡県で開かれる高校テニスの全国大会に、日大山形高校のテニス部が男女ともに出場します。大会まで2週間と迫る中、全国での勝利を誓う選手たちに意気込みを聞きました。

山形県内屈指のテニス強豪校、山形市の日大山形高校。
テニス部は去年10月、団体戦の東北大会で、男女同時優勝を果たし、全国大会出場を決めました。

男子テニス部 冨樫琢磨キャプテン
「普段一緒に練習することは全然無いが、同じ学校として一緒に全国大会に出られることはいいこと」

1年生と2年生合わせて11人で活動している男子テニス部。代々、県内の精鋭選手が集まり、団体戦の全国大会出場は3年連続17回目の常連です。去年の全国大会を経験しているのは冨樫キャプテンと朝倉副キャプテンの2人。2回戦敗退で終えた前回の悔しさをバネに冬の期間は筋力トレーニングを中心に粘り強く戦える基礎体力づくりに取り組んできました。

男子テニス部 豊田昭彦監督
「去年のレギュラー経験者が2人しかいないのはうちの弱みだが、それをうまくカバーしている。(相手に)向かっていく。勝ちに行く。そういう気持ちを前面に出してやってほしい」

男子テニス部 朝倉丈副キャプテン
「(東北大会で優勝した)ことしは去年と違ってシードという立ち位置をもらっているので、まずはしっかりシードを守り切って一つでも多く勝ち上がれるよう頑張りたい」

女子テニス部は団体戦で7年ぶりの全国出場です。長年の目標だった舞台を直前に控え、9人の部員たちは練習に熱が入ります。

女子テニス部 原田えりなキャプテン
「(大会まで)もう1か月もないのでこれからの練習はもっと質の良いものにしていってみんなで心を高めていき、本番の試合でいい結果が出せるように頑張る」

チームの要となる2年生の斎藤和伽選手。団体戦そして、2年連続で個人戦に出場します。部活動のほかに山形市内のテニスクラブにも所属し技術を磨く努力家です。

女子テニス部 斎藤和伽選手
「チームを高めていく役割だと思うので日頃の練習も自分から声を出してチームを高めていきたい。緊張しているが(個人戦は)去年も出場して1回戦勝ったのでことしはベスト8に入れるように頑張る」

指導
「しっかり力を尽くしてまた全国大会に向けて心一つに頑張りましょう。ここからは試験勉強しっかり頑張ってください」

現在は期末テストの真っ最中。部活と勉強の「文武両道」で臨みます。

「勉強しようね。頑張ろう」

女子テニス部 原田えりなキャプテン
「(団体戦の)目標は全国大会ベスト8。仲が良いのが一番私たちの部活でいいことだと思う。試合でも強く出てくれたら」

女子テニス部 高木直哉顧問
「強豪を相手にしても気後れすることなく、明るく失敗を恐れずに自分たちの力をすべて発揮して行ける大会になってほしい」

日大山形テニス部が出場する「全国選抜高校テニス大会」は今月20日から福岡県内を会場に開かれます。

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