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東日本大震災被災地域の高校生を支援 山形県上山市で女子ソフトボール大会

2024年9月23日 19:13
東日本大震災被災地域の高校生を支援 山形県上山市で女子ソフトボール大会

東日本大震災で被災した地域の高校生たちを支援し、交流を深めようと23日、山形県上山市でソフトボール大会が開かれました。

このソフトボール大会は、東日本大震災で被災した高校生たちに元気になってもらおうと、2011年に始まり、ことし13回目を迎えました。山形県のソフトボールチームで普及活動を行っている「DO WONDERS」が主催し、県内をはじめ、宮城や福島など東北を中心に16校が参加しました。

「DO WONDERS」奥山かおりさん「グローブも流されたりグラウンドも使えない状況で支援したいという思いでグラウンドを提供し、大会に参加してもらって元気になって帰ってもいたい」

大会には、ことし1月に発生した能登半島地震の被災地、石川県の金沢龍谷高校も参加し、上山明新館と青森の八戸聖ウルスラ学院の3校合同チームで試合に臨みました。

金沢龍谷高校・加納心菜さん(2年)「楽しかった。チーム内では断水したり地面ががたがたで登下校に支障が出たり地震の影響でできないことがたくさんあったけど、いろいろな人が協力してくれたおかげで楽しくソフトボールができて感謝している」

上山明新館高校・太田璃緒さん(2年)「自分たちは人数が2人しかいなくて、練習試合をする機会が少なく県外の生徒に混ざって練習や試合をする機会は滅多にないけど、一緒にソフトボールをする仲間として楽しくにぎやかに迎え入れるようにした」

この3連休で開かれたソフトボール大会。大雨の影響を受けたものの生徒たちは、投げて、打って、走って盛り上がり、白熱した交流試合で親睦を深めていました。

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