モンテディオ山形のキャンプリポート 紅白戦で連携確認 新加入選手が存在感
サッカーJ2・モンテディオ山形のキャンプ報告です。2回目は、一次キャンプ最終日に行われた紅白戦の様子を中心にお伝えします。
静岡県最南端の岬に立つ灯台がシンボルの御前崎市。モンテディオ山形は1月13日からここで一次キャンプを行いました。
小坂憲央アナウンサー「午前の練習開始30分前何ですがこちらの駐車場には静岡や東京などのナンバーでいっぱいです。山形県外のサポーターの関心の高さがうかがえます」
この日は最終日。キャンプには連日多くの人が見学に訪れました。
この日に行ったのは、実戦を見据えた紅白戦。15分を3回、選手やポジションを入れ替えながら試合が展開されました。
まずディフェンスラインから前線へとつなげ、イサカのクロスに合わせたのは新加入のフォワード、ベカ・ミケルタゼ。早くも既存の選手と新加入選手の連携が見られました。
「パスを生かしたゲームコントロールが強み」。
こう話す中村は鹿島から新加入選手。攻守の要として、長短交えたパスを前線に送り、攻撃の起点として存在感を発揮しました。
そして、紅白戦で最初に生まれたゴールシーンがこちら。
気田のパスを受けた新加入の堀金が、上手く体を使いながらディフェンダーを寄せ付けず右足でシュート。持ち味のフィジカルを生かしたゴールシーンでした。
FW堀金峻明選手「結果を残したいと思っていたので最初の紅白戦で結果を残せたのはよかった。自分は速くて強い身体能力が高い。そこを全面に生かしたプレーで開幕からすぐチームに貢献したい」
紅白戦でのゴールシーンはもうひとつ。土居のクロスに頭で合わせたのは気田。気田はこの日2つのゴールシーンに絡みました。
MF気田亮真選手(ポジション争いも熾烈今季の覚悟は?)「素晴らしい選手がたくさんいるのでまずは自分のやるべきことをしっかりやってコンディションを整えてプレーできれば結果は出ると思う」
それぞれの持ち味を発揮した新加入と既存の選手たち。双方の連携も数多く見られた紅白戦でした。
今シーズンは守備の面で、失点を減らすこともチームの課題です。
DF 安部崇士選手「失点数に関してはほかのクラブと競うもの。明らかに失点は多い。ことしは減少させたい。新加入選手の特徴をつかむことや多くの確認要素があった十分にできた」
モンテディオ山形 渡辺晋監督「プレーした新加入の選手たちはしっかりとそれぞれの特徴を出してくれた。選手たちのつながりが密に太くなっていくことにこれから期待している」
キャンプには、モンテディオの選手たちを一目見ようと訪れた地元の中学生たちの姿もありました。
(きょう部活は?)「やってきました」(間近で見れてどう?)「かっこよかったです」(磐田と山形どっちを応援?)「磐田です」「山形です」「山形をよろしくお願いします」