全日本大学女子サッカー選手権大会（インカレ）の決勝が6日、東京・味の素フィールド西が丘で行われ、山梨学院（関東第1代表）は早稲田（関東第2代表）と対戦。延長戦にもつれ込む接戦となりましたが、3-2（1-2、1-0、延長前半1-0、延長後半0-0）で逆転勝利。県勢初優勝を飾りました。

山梨学院は2大会連続2回目の決勝進出。前半7分にミドルシュートのこぼれ球を押し込まれ、早稲田に先制を許しますが、18分にペナルティーエリア内で相手のハンドを誘い、PKを獲得。キッカーのDF栃谷美羽（4年）のシュートはゴールポストに弾かれますが、FW伊藤琴音（1年）が押し込み、同点とします。

しかし、39分に再び失点を喫し、1点のビハインドで試合を折り返します。

それでも後半40分、FKのチャンスをつかむと、DF嶋田華（3年）のシュートが直接決まり、再び同点に。延長戦にもつれ込みます。

すると延長前半5分、途中出場のMF大住六花（3年）がミドルシュートを放つと、相手選手に当たりながらもゴールに吸い込まれ、逆転に成功。山梨学院はこのリードを最後までしぶとく守り切りました。

山梨学院は前回大会で県勢初の決勝に進むものの、準優勝に。今大会は悲願を達成しました。

【戦績】
2回戦 2-0 vs神奈川（関東8）
準々決勝 4-2 vs明治国際医療（関西1）
準決勝 3-1 vs東洋（関東4）
決勝 3-2（延長）vs早稲田（関東2）