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【速報】文田健一郎 2大会連続のメダル確定 得意の大技で東京五輪に続く決勝進出 悲願の金まであと1つ 山梨県

2024年8月6日 4:18
【速報】文田健一郎 2大会連続のメダル確定 得意の大技で東京五輪に続く決勝進出 悲願の金まであと1つ 山梨県
文田健一郎(韮崎市出身)
 パリ五輪レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級は日本時間の6日未明までに準決勝を行い、山梨県韮崎市出身の文田健一郎選手(28)が決勝に進出。初出場で銀メダルを獲得した東京五輪に続く、2大会連続のメダルを確定させました。

 自身2回目の五輪に臨む文田選手は、5日に行われた初戦の2回戦で、ケビンジュラン・デアルマスロドリゲス選手(キューバ)と対戦。文田は相手の消極性適用で1点を先取すると、グラウンドから相手を3回転させて一挙6点を追加。第2ピリオド終了では1点を返されましたが、直後に首投げの大技を決めて4点を奪い、11-1のテクニカルスペリオリティー勝ちで初戦を突破しました。

 続く準々決勝は、メフディ・モフセンネジャド選手(イラン)と対戦。ここでも相手の消極性適用で1点を先取すると、グラウンドを選択し、相手を連続で回転させて大量8点を獲得。試合時間わずか1分43秒、9-0の2戦連続テクニカルスペリオリティーで圧勝しました。

 そして準決勝は、ゾラマン・シャルシェンベコフ選手(キルギス)との一戦に。強敵に対し、消極的な姿勢とされ、相手に1点を与え、グラウンドから再開しますが、ディフェンス力の高さで耐え、0-1のまましのぎきりました。

 すると、第2ピリオドで得意の反り投げを繰り出し、4点を挙げて逆転。その後、バックをとられて1点差に詰められますが、4-3で逃げ切りました。

 決勝は日本時間の7日未明に行われ、曹利国選手(中国)と対戦。日本のグレコローマンスタイルとしてはロサンゼルス五輪以来、40年ぶりの金メダルを目指します。
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