敦賀気比が3年ぶりの優勝 来春のセンバツ出場“ほぼ確実” 秋の北信越高校野球決勝、日本航空石川を逆転で下す
秋の北信越高校野球は21日、石川県立野球場で決勝が行われ、敦賀気比が日本航空石川を6対5で破って、3年ぶり8回目の優勝を果たし、来年春のセンバツ出場をほぼ確実としました。
5年連続で決勝に進出した敦賀気比は、石川3位の日本航空石川と対戦しました。2回に1点を先制された敦賀気比は3回。2アウト・ランナー3塁のチャンスで、1番のキャプテン岡部がレフト前へタイムリーヒットを放ち、同点に追いつきます。
しかし、5回に再び1点を勝ち越され、迎えた最終9回。これまで3試合で21得点の強力打線が爆発します。2つのフォアボールで1アウト・ランナー1・2塁のチャンスをつくると、4番・小林がセンター前にタイムリーヒットを放って、同点に追いつきます。さらに5番・岩崎がセンター横を抜けるタイムリーツーベースヒットで続き、2点を加えて逆転。その後、スクイズとヒットで2点を追加した敦賀気比は、日本航空石川の追い上げをかわし、6対5で勝利しました。
この大会は、北信越地区から2校が選ばれる来年春のセンバツ大会の選考資料となっていて、優勝した敦賀気比は5年連続12回目の出場をほぼ確実としました。
なお、敦賀気比は11月20日から始まる明治神宮野球大会への出場を決め、同21日に九州地区代表と対戦します。
<試合スコア>
敦賀気比 001 000 005…6
日本航空石川 010 010 003…5