女性職員が横領で懲戒解雇 吉野川市社会福祉協議会が会見【徳島】
利用者から預かった現金など、81万円あまりを横領したとして10月8日、吉野川市社会福祉協議会の女性職員が懲戒解雇となりました。
(吉野川市社会福祉協議会・玉井豊 会長)
「この度は本当に申し訳ございませんでした」
懲戒解雇となったのは、吉野川市社会福祉協議会の地域福祉課に勤めていた50代の女性課長補佐です。
女性課長補佐は2024年7月から9月までの間、利用者2人から預かった現金など、あわせて81万5980円を横領したものです。
現金や銀行の通帳を保管するキャビネットなどのカギを管理する立場で、銀行の貸金庫から不正に現金を引き落とすなどしていたということです。
9月26日におこなった金庫やキャビネットの定期確認で発覚したもので、女性課長補佐は横領した金を「親族の借金返済に充てた」と、話しているということです。
被害にあった利用者には全額を返済しています。
吉野川市社会福祉協議会は、会長と副会長の報酬を2分の1に減額するなどし、カギについては複数人で管理し、再発防止を図るとしています。