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【投票率】過去4回は50%台と低迷 天気が投票率に影響?投票日の熊本の天気は

2024年10月25日 19:03
【投票率】過去4回は50%台と低迷 天気が投票率に影響?投票日の熊本の天気は
10月27日投票の衆議院選挙。ここ数回の熊本県内の投票率は50%台にまで落ち込んでいる状況です。これまでの推移を見てみます。

戦後28回行われた衆院選で県内の投票率が最も高かったのは1990年、第39回総選挙で81%です。1990年といえば、ソ連の崩壊や国内ではバブル経済の崩壊の始まりなど世界が大きく変化した時期でした。しかし、その後、投票率は下降傾向に。戦後は概ね70%台で推移しましたが、1996年以降は60%台に低下。政権交代のあった2009年の選挙は70%台となったものの、前回までの4回は50%台に低迷しました。

そうした中で、投票率は当日の天気とも深い関係があるといわれています。民間の気象会社ウェザーニューズによりますと、荒天の場合は、外出を控えがちなことに加え、天気が良い場合も行楽に出かける人が多く、投票率が下がる傾向だそうです。つまり投票率を考えると、「くもりの天気」がちょうど良いという見解でした。

それでは、投票日の27日の熊本県内の天気はどうでしょうか?北島茂気象予報士によりますと、27日の県内は概ね「くもり」とのことです。前回・3年前の衆院選の時は、熊本の天気は「晴れ」だったので、単純に天気だけをみると、今回の投票率は上がりそうですね。

天気で左右される部分があるかもしれませんが、そもそも「一票じゃ何も変わらない」と考える人もいるかもしれません。ですが、これまでもこれからも、一票の集まりで、私たちの社会が決まります。衆議院議員選挙は27日が投票日です。

最終更新日:2024年10月25日 19:03