熊本市の公園で野生のカラスから鳥インフルエンザウイルス確認
熊本市内の公園で野生のハシブトガラスから鳥インフルエンザウイルスが確認されました。
熊本県によりますと22日、熊本市内の公園で野生のハシブトガラス3羽が死んでいるのが見つかりました。このうち2羽を簡易検査した結果、いずれもA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたということです。毒性の強い高病原性鳥インフルエンザかどうか判明するには、数日かかる見通しです。県によりますと、半径10キロ以内には2軒の養鶏場がありますが異常は確認されていないということです。
国は23日からハシブトガラスを回収した地点から半径10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定し、野鳥の監視を強化しています。県内の陽性確認は今シーズン3例目です。