「電気式気動車」推す声多く あい鉄が経営を引き継ぐJR城端線と氷見線の新型車両めぐり
あいの風とやま鉄道が経営を引き継ぐJR城端線と氷見線について、沿線自治体などが話し合う会合が29日開かれました。
新型車両は、発電機を搭載してモーターを動かす「電気式」を推す声が多くあがりました。
城端線と氷見線は概ね5年後をめどに、経営をあいの風とやま鉄道が引き継ぐことになっています。
国の支援を得て、運行本数の増加や交通系ICカードへの対応など利便性の向上に向けた話し合いを進めています。
29日の会合では、県側が新型車両について4つの案を示しました。
ディーゼルエンジンと発電機でモーターを動かす「電気式」や、蓄電池により走るタイプなどで、それぞれのメリットとデメリットを説明しました。
また、車両の編成や座席の構成についても話し合いました。
出席者からは、導入実績が多く今後の新しい動力にも対応できる「電気式」を推す声が多く上がりました。
県は29日の話し合いをもとに、2024年11月以降に開く次回の会合で新型車両のタイプを決める考えです。