国の名勝・錦帯橋がことし創建350年の節目を迎えたことから、その記念品などを収めるタイムカプセルが作られました。

錦帯橋が創建400年となる2073年に開封される予定です。

錦帯橋の創建350年を祝うイベントが開かれた10月1日。

岩国青年会議所は、50年前＝1973年に作ったタイムカプセルを開封し、中には「錦帯橋300年祭」のポスターなどが収められていました。

青年会議所はポスターや冊子など今回の創建350年の記念品を追加して次の50年後に向けて再びタイムカプセルを封印することを決め、10月28日、「封入式」を開きました。

タイムカプセルには、市内の中高生が書いた「未来へのメッセージ」も収められます。

(高水中3年 米重志月さん)
「50年後はデジタル化が進んでいたり、他にも色々変わっているかもしれませんが、岩国の素晴らしいものが消えず、伝統が受け継がれていってほしいと思います」

タイムカプセルは真空の状態で岩国城に保管され、錦帯橋が創建400年となる2073年に再び開封される予定です。