都城志布志道路が全線開通 約44キロの高規格道路 農林水産物の輸出拡大や防災面でも効果期待
志布志市と宮崎県都城市を結ぶ、「都城志布志道路」が23日、全線開通しました。
都城志布志道路は志布志港と宮崎自動車道の都城インターを結ぶ約44キロの高規格道路です。県は総事業費約670億円をかけ、1997年度に整備を開始。最後に残っていた志布志港と志布志インターの間の3.2キロが23日に開通し、都城志布志道路は全線開通となりました。
開通式では自民党の森山 裕幹事長や塩田知事など約170人が出席し、完成を祝いました。
(塩田知事)
「(志布志市と都城市が)近い地域として地域一体が発展していくことを期待している」
県によりますと、志布志港と都城インターの間の所要時間は整備前は約1時間10分かかっていましたが、約40分に短縮。農林水産物の輸出の拡大や畜産業の振興、さらに医療や防災の面でも効果が期待されるということです。