“スマホ見ながら" “傘さしながら”「ながら運転」の危険性を「実演」国際大学で交通安全教室《長崎》
通学に乗用車やバイクなどを利用している学生に、交通事故の危険性を学んでもらう取り組みです。
佐世保市の長崎国際大学で、実演型の交通安全教室が開かれました。
(指導員)
「この運転、皆さんどうですかね。だめだよっていう人(挙手)。皆さん、正しいです。絶対に片手走行はしないようにしましょう」
交通安全教室はコロナ禍などで中止が続き、今回5年ぶりの開催となりました。
長崎国際大学では、多くの学生が乗用車やバイク、自転車などで通学していることから、交通安全を意識してもらうのが目的です。
12日は急ブレーキをかけた際の車の停止距離や、自転車走行時に傘をさしたり、スマホを見たりする「ながら運転」の危険性を実演形式で紹介。
また、学生の代表が飲酒状態を疑似体験できるゴーグルを着用して歩き、危険性を体感したほか、白バイの実演走行も行われました。
(1年生)
「(ゴーグル体験は)、結構歩きづらかった。車を運転するようになったら、しっかり気を付けていかないといけない」
(3年生)
「実際に運転などしたりするので、安全に気を付けて周りの人のことも考えながら運転したい」
警察によりますと、県内では今年、交通事故で11人が亡くなっていて、早岐警察署は注意を呼びかけています。