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「困る」「1つの憩いの場だった」200年を超える老舗百貨店「佐世保玉屋」今年7月閉店へ《長崎》

2024年2月29日 20:55
「困る」「1つの憩いの場だった」200年を超える老舗百貨店「佐世保玉屋」今年7月閉店へ《長崎》

創業210年をこえる佐世保市の老舗百貨店「佐世保玉屋」が、今年7月に閉店することがわかりました。

「一度閉店し、新たな事業計画を策定する」としています。

「佐世保玉屋」が取引先の企業に宛てた文書によりますと、建物の老朽化に伴う耐震化の必要性や、中心商店街活性化の要請を踏まえ、今年7月31日付けで一旦閉店することを決めたとしています。

(佐世保市民)
「お歳暮やお中元などで利用していた。困る。佐世保に百貨店がないのは」

(佐世保市民)
「寂しい。玉屋を中心に生活してきているから。子どもたちも遊園地にきたりして育っているから、1つの憩いの場だった」

佐世保玉屋は、1806年に「玉屋呉服店」として創業。

1941年に「佐世保玉屋」に改称し、佐世保市で唯一の百貨店として市民に親しまれてきました。

近年は、耐震改修促進法における耐震診断の結果を報告するよう佐世保市から四度にわたり命令が出されていたものの、報告していなかったということです。

佐世保玉屋一帯では、2021年に再開発に向けた準備組合を設立し、「2028年の開業を目指し、準備を進める」としていました。

今回の文書でも「一度閉店したうえで、新たな佐世保玉屋へ生まれ変わる」として、「事業計画を策定する」と方針を示しています。

(させぼ四ヶ町商店街協同組合 川尻 章稔 理事長)
「地方都市にとって、そこに地場の百貨店があるかないかは、都市力の尺度になるので、百貨店を維持できなかったというのが佐世保市の中心部にとってはショック」

佐世保玉屋は今後、改めて取引先を対象にした説明会を開くということです。

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