鳥取県日野町役場は、50代の女性職員がオシドリ観察小屋の入場料を横領したとして、職員を2月20日付けで懲戒免職処分としたことを明らかにしました。

懲戒免職処分となったのは、産業振興課のパートタイム会計年度任用職員の女性(55)です。日野町役場によりますと、女性は去年11月からオシドリ観察小屋の受付などを担当していましたが、大人（一人300円）の入場料を入場料がかからない18歳以下だと偽り、6万3900円を横領しました。

女性は横領したことを認め、全額返済しているということですが、一連の行為が地方公務員法に違反するとして2月20日付けで懲戒免職処分となりました。

収支などを計算する別の職員が、18歳以下の入場者が多いことに疑問をもち、1月29日に発覚しました。

これを受けて日野町の﨏田町長は「今後、入場券の取り扱いを厳格にし、複数人でチェックする体制を整え、皆さまの信頼回復に全力を挙げて取り組んでまいります」とコメントしています。