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小学生を乗せたスクールバスが警報音が鳴っている踏切に進入 児童や運転手にけが人なし 走行する車に気を取られて警報音に気付かず 鳥取県伯耆町

2025年2月21日 18:35
小学生を乗せたスクールバスが警報音が鳴っている踏切に進入 児童や運転手にけが人なし 走行する車に気を取られて警報音に気付かず 鳥取県伯耆町
伯耆町役場

鳥取県伯耆町は、2月20日午後3時20分ごろ、町が運行委託するスクールバスが警報音が鳴っている踏切に進入し、下りてきた遮断かんに接触したと発表しました。

スクールバスには、小学生11人と運転手1人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。スクールバスは、町内のタクシー会社に委託していて、運転手は70代男性でベテランドライバーでした。

現場は、国道181号線と町道溝口宮原線との交差点にある踏切。町によると、運転手は町道から国道181号線に進入しようとして、走行する車に気を取られて警報音に気付かなかったということです。

町は、乗車していた児童の保護者へ謝罪。児童に変わった様子は見られなかったといいます。2年前にも同様の事案があり、今回で2度目です。

伯耆町の小澤敦彦町長は、「児童生徒を乗せ、安全に運行するのがスクールバスの使命でありながら、運転手の不注意により、このような事故を引き起こしてしまったことに弁明の余地はありません。今後、このような事故が二度と起こらないように対策を講じるとともに、委託業者に気を引き締めてハンドルを握るように指導し、安全運転を徹底してまいります」とコメントしています。

最終更新日:2025年2月21日 18:35
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