3連休は大雪の恐れも 自動車専用道路の交通量が増えることが予想される中、雪道での運転の注意点は?
2月21日も寒気が流れ込み、断続的に雪が降った山陰地方。2月22日から3連休ですが、週末は大雪になる恐れがあり、注意が必要です。
断続的に雪が降った2月21日の山陰地方。鳥取市の鳥取大学前では雪が舞う中、厚手のコートなどを着て通学や通勤をする人の姿が見られました。
学生
「めっちゃ寒いですねほんとうに。なんか指先が末端冷え性で辛いですね」
「汽車が止まらないか心配です」
午後5時時点の積雪は、鳥取県鳥取市12センチ。鳥取県大山町大山230センチ。島根県松江市3センチ島根県飯南町赤名68センチなどとなっています。
鳥取市では、雪を載せて走る車もありました。
2月21日の最低気温は、
(鳥取県)
・智頭町:-3.8℃
・鳥取市:-0.5℃
(島根県)
・飯南町赤名:-8.4℃
・出雲市:-0.7℃
などとなりました。
こうした中、注意が必要なのが積雪や路面の凍結などによる車の事故です。道行く人に話を聞くとー。
学生
「(車が)あったらいいなぁとは思うんですけど、やっぱ雪の上で運転するのとかちょっと怖いんで。全然まだいいかな」
「1回(運転したことが)あって、それでスリップしたことがトラウマで、雪の中で絶対しないって決めてますね」
JAF鳥取支部で、雪道での運転の注意点を聞きました。
JAF鳥取支部ロードサービス隊 内田永慈 隊長
「寒気が居座ってる状況で、雪も朝晩降りますので、件数は増加傾向ですね」
取材したJAF鳥取市部では、本格的に雪が降り始めた2月18日からスタックや乗り上げなどで出動依頼が増え始め、2月20日は、70件ありました。
2月22日からは3連休。自動車専用道路の交通量が増えることも予想されます。注意点はー。
JAF鳥取支部ロードサービス隊 内田永慈 隊長
「立往生といいますかね。1台そういったスリップで横に向いちゃったということになると、後続車も立往生っていうことが起きたりはするので、不要不急の外出はできるだけ避けるっていうのはまず第一だと思います。急ブレーキ、急ハンドル、急加速。そういったことはできるだけ控えて、滑らない運転っていうのが重要かなと思いますね」
気象台によりますと、2月22日午後6時までの24時間に予想される降雪量は、山陰の多い所で、平野部20センチ、山間部40センチとなっています。積雪や路面の凍結による交通障害に注意が必要です。