死体遺棄の罪 被告「燃料を運んでいると思った」 遺体運んだ認識改めて否定 青森地裁
七戸町で元運送会社代表の男などと共謀し男性の遺体を遺棄した罪に問われている男の裁判です。
きょうの被告人質問で男は遺体を運んだ認識はないと主張しました。
六戸町の無職原子豊被告56歳は去年1月元運送会社代表の十枝内伸一郎被告たちと共謀し、元従業員の谷名幸児さん54歳の遺体が入ったプラスチック容器を七戸町の土場にトラックで運搬し埋めた死体遺棄などの罪に問われています。
これまでの審理で検察側は原子被告もプラスチック容器に遺体が入っていたことを認識していたと主張していて証人として出廷した運送会社の代表の男も「先に穴を掘っておくから遺体が入った容器を持ってくるよう指示した」と証言していました。
きょうの被告人質問で原子被告は「燃料を運んでいると思いました」「荷台は見ていない」などと話し遺体を運んだ認識について改めて否定しました。
次の裁判は3月3日に開かれ結審する見込みです。