高知県土佐清水市にあるしみず幼稚園で、恒例の「すもう大会」が開かれました。2月18日の県内は冷え込みましたが、そんな中でも子どもたちがまわし姿で元気いっぱいの取り組みを見せてくれました。

園では子どもたちに小さいころから様々なことを経験してもらおうと習字・ジャズダンス・相撲の3つのクラブ活動があり、年中以上の園児が希望するクラブに参加していて、すもうクラブには合わせて14人がいます。

大会は年中の部と年長の部に分かれ、総当たり形式で行われました。

大会が行われた18日午前10時の土佐清水市の気温は6.9℃と冷え込み、時折強い風も吹きました。

取組がない時には上着や毛布にくるまりながらも、土俵の上ではまわし姿のちびっこ力士たちの熱い取り組みが執り行われました。

■園児
「楽しかった、だけど寒かった」

中には負けたのが悔しくて涙する園児も。

応援に訪れていた保護者は、大きな声で名前を呼んだり「頑張れー」と声援を送ったりしていました。

■孫がいるおばあちゃん
「この寒い中、大人も震えているのに、ブルブル震えながら一生懸命やってすごい子供にパワーをもらっている」

寒さに負けず、真剣な取り組みを見せてくれた子どもたちは、すもうを通して心も体も成長したようでした。