八幡浜市で温州ミカン栽培に「ICT」活用 経験に頼らない最適な栽培モデル確立へ【愛媛】
全国有数のミカンの産地「八幡浜市」で温州ミカン栽培に「ICT」(=情報通信技術)を活用する取り組みが始まっています。
温州ミカン栽培にICTを活用するのは、JAにしうわ「真穴共選」です。
これは、東京の電気通信会社インターネットイニシアティブが、県のデジタル実装化プロジェクト「トライアングルエヒメ」の事業として取り組んでいるものです。
取り組みでは真穴地区のみかん畑全体をカバーする無線ネットワークを整備し、土壌の水分量を可視化するためのセンサーを設置することで、経験に頼らない水分調節など最適な栽培モデルを確立したい考えです。
JAにしうわ真穴共選の中井平昌共選長は「真穴ミカンは、客の需要に対し十分に供給できていない面がある。しっかり作っていくためには今回のプロジェクトに期待したい」と話していました。
JAにしうわ真穴共選では、来年度からの本格的な運用を目指しています。