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飯豊町の嵐正人新町長が初登庁 募集停止となっている専門職大学について「残せるのでは」

2024年11月7日 18:18
飯豊町の嵐正人新町長が初登庁 募集停止となっている専門職大学について「残せるのでは」

10月に行われた飯豊町長選で初当選した嵐正人新町長が7日、初登庁しました。現在、募集停止となっている町内の「電動モビリティシステム専門職大学」については「後続団体が町の財産となるような運営をしてもらえるならば大学は残せるのではないか」と話しました。

職員たちから拍手で迎えられた嵐正人新飯豊町長。就任初日、就任式が行われ、嵐新町長が職員を前に町政方針などを伝えました。

嵐正人新飯豊町長「道路除雪や高齢者世帯支援を強化した雪対策。空き家や住宅団地活用した移住定住支援などの推進をしていく。今、飯豊町は厳しい財政状況。既存事業を総点検し廃止見直し継続を選択し財源を確保して事業を進めていく」

高齢者支援のほか、人口減少対策としての移住定住支援の実行を職員に伝えました。
町では、後藤前町長を中心に誘致を進めてきた「電動モビリティシステム専門職大学」が10月、志願者数の伸び悩みなどを理由に、募集停止を発表しました。
町は、運営を引き継ぐ法人と現在交渉中だとし、大学を運営する赤門学院と調整を進めています。専門職大学の今後について嵐新町長は。

嵐新飯豊町長「就任がきょうなので詳しいことは分からないが報道の通りだと思うので大学の現状を担当課や大学に伺い後続団体の話もあるのでその方が飯豊町の財産となるような大学運営をしていただけるなら飯豊町としては大学は残せるのではないか」

財政や人口減少問題など、課題が山積する飯豊町。新しい町長の町政運営に注目です。

最終更新日:2024年11月7日 20:40