山形県小国町の山に渓流釣りに出かけた東京都の53歳の男性が、14日から行方が分からなくなっていて、警察などが16日も捜索を行いましたが、発見には至りませんでした。

行方が分からなくなっているのは、東京都足立区の会社員、横山正さん（53）です。
警察の調べによりますと、横山さんは14日午前6時ごろ、渓流釣りのため小国町にある実家を出発しましたが、その後帰宅せず連絡も取れなくなりました。家族が捜索したところ、町内の小玉川にある飯豊山荘の南側で横山さんの車を発見し、午後7時ごろ、親族を通じて警察に通報しました。車内には横山さんの携帯電話があったということです。

15日に続いて16日は午前9時ごろから警察や地元山岳会のメンバーら合わせて7人が地上から捜索を行ったほか、県警ヘリ「がっさん」が上空から捜索しましたが、発見には至りませんでした。警察などは17日も捜索を行う予定です。