酒田市・飽海郡区の県議会議員補欠選挙が17日、告示されます。これまでに新人2人が出馬を表明していて、一騎打ちとなる公算が大きくなっています。

前職が去年の衆院選出馬に伴い辞職したため実施される酒田市・飽海郡区の県議会議員補欠選挙に出馬を表明しているのは、元酒田市職員で立憲民主党公認の佐藤寿さん（47）と前の酒田市議会議員で自由民主党公認の佐藤喜紀さん（49）の新人2人です。

佐藤寿さん「ここに住む若い皆さんの賃金を上げて安定雇用を作ってここに定住をしてもらう。頑張っている企業を支援してお互いのプラスの効果で螺旋的に発展していくというところにつなげて行かなければならない。」

佐藤寿さんは前の酒田市職員労働組合執行委員長で、立憲民主党の公認、それに国民民主党県連と連合山形から推薦を受けています。

佐藤喜紀さん「一日も早いインフラ整備の実現により酒田港の活用庄内空港の活用により交流人口の拡大にも努めていきたい。何かを成し遂げるために手段を探す活動を県議会の場でやらせていただきたい。」

佐藤喜紀さんは自民党酒田支部の幹事長で、自民党の公認と公明党酒田支部などの支援を受けています。

これまでのところ2人のほかに出馬の動きはなく、新人同士の一騎打ちとなる公算が大きくなっています。酒田市・飽海郡区の県議会議員補欠選挙は17日に告示され、26日に投開票が行われます。酒田市・飽海郡区の有権者数は1月16日現在、9万3157人です。