「向日葵」のように夢に向かって真っすぐに 中学生が15歳の誓い 村山市で「立志式」
15歳を迎えた中学生が将来への決意や目標を発表する「立志式」が4日、村山市の中学校で行われました。
発表「立志の言葉は、『向日葵』です。私は将来、地域の人に愛され、何回も食べに来てもらえるようなパン屋さんになりたい。そのために『向日葵』のように自分の夢に向かって真っすぐポジティブに進めるように頑張ります」
村山市の楯岡中学校で行われた「立志式」には、数え年で15歳になる中学2年生、およそ100人が出席しました。
生徒たちは、自分の決意を表す漢字を色紙に描き、それぞれの目標や将来の夢を発表しました。
発表「立志の言葉は『鍛』です。今まで甘やかしてきた自分の心を鍛え直すと同時に、これからのクラブ活動などで、活躍できる体づくりをすること。この思いを胸にこれからの1日1日を大切に過ごしていきたい」
「『信』です。自分を信じてもらうために嘘は言わない。相手を信じるために思い込んで疑わない。この2つができるように自分を信じて生活していき、信頼したり信頼されたりできる人生にしていきたい」
中には四字熟語や自分の名前の漢字を書く生徒もいました。式には、生徒たちの保護者も参加し、成長した我が子の姿を見守っていました。
2年生・伊藤智咲さん「親にもらった大切な名前の漢字なので、自分の将来の宣言をしっかり伝えようと思った」
智咲さんの父「家にいる時とは一味違う立派な姿を見れてよかった」
2年生・天野悠都さん「人前で自分の決意や目標を話す機会はなかなか無いので、これからに希望を持って漢字を書きました」
悠都さんの母「自分で決めた道を自分を信じて勇気をもってこれからの道を切り開いていってほしい」
生徒たちは、保護者や教師への感謝を胸に将来への決意を新たにしていました。