国内で8年ぶりの電子投票 四條畷市長選の「期日前投票」始まる 過去に25回実施も普及進まず 大阪
15日告示された大阪府の四條畷市長選挙で、国内では8年ぶりとなる電子投票による「期日前投票」が始まりました。
四條畷市長選に立候補しているのは、届け出順に元市職員の銭谷翔さん(36)と元市議の渡辺裕さん(50)の2人です。市役所では午前8時半に期日前投票が始まり、有権者が一票を投じていました。
市は開票作業にかかる時間と人員の削減を目指し、国内で8年ぶりとなる電子投票を導入しています。電子投票は22年前に地方選挙に限って解禁され、これまでに全国で25回実施されましたが、機材トラブルで選挙が無効になるなどし、普及が進んでいません。
投票した人(18)
「書くより電子投票のほうが楽。若いからその分、パソコンに慣れているというのはあると思う」
投票した人(85)
「便利悪い。書くのが一番がええんちゃう」
投開票は12月22日に行われます。