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修正法案の採決では党議拘束~岡田副総理

2012年6月16日 21:27
修正法案の採決では党議拘束~岡田副総理

 消費税増税を含む「社会保障と税の一体改革」の民主・自民・公明3党での修正協議がまとまったことに関連し、岡田副総理は16日、修正された法案の採決では「党議拘束がかかる」と述べ、民主党内の反対派をけん制した。

 岡田氏は「(採決では)当然、党議拘束がかかる。皆さん、しっかりと行動していただけると思う」と述べ、小沢元代表ら消費税増税法案の採決に反対する民主党内の議員をけん制した。また、3党合意の党内手続きについても「いったん閣議決定の段階で党内の意見は集約している。そこから譲ったものもあるが、基本的に大きく踏み外しているものはないので、ご理解いただけるのではないか」と述べた。

 一方、自民党・谷垣総裁は16日、東京都で街頭演説を行い、「やることをおやりになったら、野田首相はただちに国民に信を問わなきゃいかん。私はそのことをこれからも強く野田政権に求めてまいりたい」と述べ、野田首相は消費税増税法案の成立後、早期に衆議院の解散・総選挙に踏み切るべきだと強調した。