市川右團次、師匠・市川猿翁さんを追悼 「ひたすら頑張ろう…師匠がずっと…されて来たように…」
市川右團次さん
歌舞伎俳優の市川猿翁さん(83)が、13日に不整脈のため亡くなったことを受け、弟子の市川右團次さん(59)が追悼しました。
右團次さんは、1975年に猿翁さん(当時の三代目・市川猿之助さん)の部屋子となり、猿翁さんが生み出した、ワイヤアクションなど現代の舞台演出を取り入れた“スーパー歌舞伎”も踏襲してきました。
自身のブログを更新した右團次さんは「昨夜… 市川宗家の團十郎さんから連絡を… そしてご子息の中車さんからも…」と、訃報に接したことを明かし「言葉もなく…ホテルで自分の顔を見つめた… 泣いた…泣いた…そして思った… 今…この肩衣を着けられる幸せを… 師匠との思い出は…永遠に尽きない… 今日も朝陽が昇る…ひたすら頑張ろう… 師匠がずっと…されて来たように… 師匠がずっと…その背中を見せて… 下さったように……………」と、思いを吐露しました。
猿翁さんは、1947年に東京劇場『二人三番叟』の附千歳で三代目市川團子を名乗り初舞台を踏みました。1963年5月歌舞伎座『吉野山』の忠信、『黒塚』の鬼女などで三代目市川猿之助を襲名し、2012年6月新橋演舞場『口上』、7月新橋演舞場『楼門五三桐』の真柴久吉で二代目市川猿翁を襲名。2013年12月南座『襲名披露口上』が最後の舞台となりました。
右團次さんは、1975年に猿翁さん(当時の三代目・市川猿之助さん)の部屋子となり、猿翁さんが生み出した、ワイヤアクションなど現代の舞台演出を取り入れた“スーパー歌舞伎”も踏襲してきました。
自身のブログを更新した右團次さんは「昨夜… 市川宗家の團十郎さんから連絡を… そしてご子息の中車さんからも…」と、訃報に接したことを明かし「言葉もなく…ホテルで自分の顔を見つめた… 泣いた…泣いた…そして思った… 今…この肩衣を着けられる幸せを… 師匠との思い出は…永遠に尽きない… 今日も朝陽が昇る…ひたすら頑張ろう… 師匠がずっと…されて来たように… 師匠がずっと…その背中を見せて… 下さったように……………」と、思いを吐露しました。
猿翁さんは、1947年に東京劇場『二人三番叟』の附千歳で三代目市川團子を名乗り初舞台を踏みました。1963年5月歌舞伎座『吉野山』の忠信、『黒塚』の鬼女などで三代目市川猿之助を襲名し、2012年6月新橋演舞場『口上』、7月新橋演舞場『楼門五三桐』の真柴久吉で二代目市川猿翁を襲名。2013年12月南座『襲名披露口上』が最後の舞台となりました。