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柚希礼音&三吉彩花 高身長・SNSの声・生理・・・ “女性だから” 感じる悩みとの向き合い方語る

2022年3月10日 20:50
柚希礼音&三吉彩花 高身長・SNSの声・生理・・・ “女性だから” 感じる悩みとの向き合い方語る
女性のカラダについて話してくれた三吉彩花さん(左)と柚希礼音さん(右)
3月8日の「国際女性デー」に、芸能事務所のアミューズが、これまで若手男性俳優のファン感謝祭として実施してきた『ハンサムライブ』を、初めて女優だけの公演として開催しました。

日本テレビは「国際女性デー」に合わせて多メディア連携キャンペーン「#自分のカラダだから」を実施しています。『ハンサムライブ』に出演した柚希礼音さんと三吉彩花さんに、女性のカラダにまつわる問題や解決方法を聞きました。

■身長・肩幅・手…コンプレックス変えた宝塚との出会い

――柚希さんは172cm、三吉さんは171cmとお2人とも高身長ですが、そのことで悩んだことは?

柚希礼音さん(以下、柚希):小学校3年生からバレエを始めて、絶対バレリーナになるんだって思っていたのに、どんどん背が大きくなってしまって。でも宝塚歌劇団を受けさせていただいたら、肩幅も身長も、手が筋張ってるのも、今までコンプレックスだと思っていたことが全部「いい」となって。宝塚と出会えたおかげで、自分をやっと認められた。バレエをやっていたらずっと身を縮めていたかもしれない。本当にありがたい出会いだったなと思います。

三吉彩花さん(以下、三吉):私は両親が身長が高く、中学校の時も男の子の方が小さいことがたくさんあって、かわいらしくないなってずっと思ってました。なぜか大きいと強そうに見えるんですよね。大きいと守られない感じで、小さく生まれたかったなってずっと思っていました。

柚希:みんながそういうふうに突っ込んでくるしね。なんとなく小さい方がかわいいという風習になってますもんね。

三吉:でも、モデルの活動を始めてミラノコレクションに行った時、私が小さかったんですよ。他のモデルさんなんて180cmとかで、そのギャップにびっくりしました。そこからだんだん、身長が高いことに対して、そんなにネガティブにならなくてもいいんだなって思えるようになりました。

■SNSで「整形?」「胸垂れてね?」包み隠さず話してみたら…


――芸能人の見た目に関する様々な意見をSNSで目にする時代。どう感じていますか?

三吉:顔のパーツがはっきりしていることで一時期「整形してるんじゃないか」と言われていることがありました。私たちはSNS世代まっただ中なので、少数の意見もダイレクトに響いてくることがあって、思春期はすごく敏感でした。私は顔のパーツがはっきりしているので、メイクをすると顔がキュッとしてより整形しているように見えるみたいで。私は、整形することで自分の「かわいい」や「キレイ」を作れるならいいと思っているんですけど、していないのにどうしてこんなこと言われなきゃいけないのかなと考えた時期もありました。

柚希:私もめっちゃ鼻立て(鼻筋を引き立てるメイク)を立てた時に「鼻整形!」って言われたことあったよ。これメイクですから、って言いたくなることあるよね。

三吉:冷静に考えると私は悪いことをしているわけではないし、両親からもらった体に感謝していると思えて、自分がネガティブになる必要はないんだと感じて気にすることがなくなりましたね。SNSでは「三吉彩花なんか胸垂れてね?」とも結構言われていて、やっぱ垂れてるよね…って思いつつ、そのエピソードも含めてバラエティー番組でバストケアの話をさせていただいたんですけど、その時もまた「何か絶対入れてるよ胸」みたいな反応もありました。


――ポジティブな反響はありましたか?

三吉:私はバラエティー番組で自分のパーソナルな部分を話すのが得意じゃなかったんですが、そういうのも包み隠さずオープンにしてもいいというマインドになったので話しました。放送の後は「すごく親近感が湧いた」とか「モデルさんでもそういう悩みってあるんですね」という温かい言葉をたくさんいただいて、すごくうれしかったです。
 

■生理とのつきあい方 スケジュール把握とリラックス法

――生理期間を快適に過ごすためにやっていることは?

三吉:本当に生理の悩みは長いお付き合いになります。私は昔から生理痛が重めで、仕事によって気持ちと体力的にストイックになりすぎると1週間ぐらい遅れる時もあります。なので、大体いつ頃に生理が来る、何日間続く、排卵日はいつ、というのがわかるスケジュールアプリを入れて、目安を自分で把握しておくようにしています。

三吉:最近は腸活も始めました。デトックスするのも大事なので、“腸もみ”サロンに行ったり、腸にいい飲み物や食べ物をなるべく摂取するようにして、無理せずできることをやるようにしています。生理中でも受けられる“よもぎ蒸し”にも行っていて、腰の重さや出血量を改善することができてあまり冷えなくなりました。

――心と体が健康でいるための“ご褒美”は?

柚希:私はすごく頑張ったものが終わったら、1泊でもいいから、近場でもいいから温泉に行くんだって決めています。今は秋からずっとやってきたミュージカルが終わってそのまま『ハンサムライブ』に突入した感じなので、終わったら都内でもどこか温泉に行きたいです。

三吉:『ハンサムライブ』に向けて稽古などでスケジュールが詰まっているので、普段している自炊ができていなくて。終わったら、いつもよりちょっといいスーパーに行って、ちょっといい魚を買っちゃったりして、おみそ汁とご飯に焼き魚みたいなご飯をゆっくり作って、ゆっくり食べたいなと思っています。




柚希さんと三吉さんは、3月8日の国際女性デーに開催された『AMUSE PRESENTS SUPER HANDSOME W LIVE』に出演し、歌やダンス、朗読などを通して、女性のかっこよさや力強さを感じることができるようなパフォーマンスを披露しました。性別や年齢を問わず、見てくれる人にパワーを与えることができたら、という思いを込めたということです。