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NEWS・加藤シゲアキ 最新作が直木賞の候補作に “ライブリハーサル中に報告を受けた”

2023年12月14日 6:15
NEWS・加藤シゲアキ 最新作が直木賞の候補作に “ライブリハーサル中に報告を受けた”
『なれのはて』直木賞ノミネート記者会見に登壇した加藤シゲアキさん
NEWS加藤シゲアキさん(36)による長編小説『なれのはて』が第170回直木賞の候補作に選出されました。加藤さんはライブのリハーサル中にノミネートの報告を聞いたことを明かしました。

2012年に小説『ピンクとグレー』で作家デビューした加藤さん。2020年にはマッチングアプリを題材にした『オルタネート』が、初めて直木賞の候補作に選ばれました。また、第42回吉川英治文学新人賞、第8回高校生直木賞を受賞。今回、『オルタネート』から2作連続で直木賞ノミネートとなりました。

■ノミネートはライブリハーサル中に知った

会見で加藤さんは、「素直にすごくうれしかったです。2作連続で候補にしていただけるとは本当に光栄なことですし、何より周りにいた方や、家族、編集の方々、みなさん喜んでくださったので、直木賞の力を改めて感じました」とノミネート決定を聞いたときのことを振り返りました。

NEWSのライブリハーサル中に、ノミネートの報告を電話で聞いたという加藤さん。リハーサルを突然抜けたため、一緒にいたメンバーの小山慶一郎さんから「なんか選ばれた?」と聞かれたことを明かし、「“実は直木賞候補になりました”と内々だけ先に報告させてもらって、すごく喜んでくれましたね」とメンバーと一緒に喜びを共有したことを笑顔で説明しました。

今回ノミネートした『なれのはて』は、終戦前夜に起きた日本最後の空襲といわれる秋田・土崎空襲をテーマにした物語です。

加藤さんは、執筆理由について「戦争というテーマを扱おうと思ったところに、僕の中で危機意識はあったと思います。戦争がなぜ起きるか、繰り返されるのかっていうことが自分自身も知りたかった。書きながら実際に戦争が起きたことは戸惑いましたけど、だからこそ書かなくてはいけないなという意識に働いたかなと思います」と語りました。

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