北大路欣也・佐久間良子たち歴代出演者が帝国劇場最終公演に集結 長年の思い語る
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舞台の終了後に行われたカーテンコールに登場した北大路さんたち。ミュージカル『レ・ミゼラブル』の名ナンバー『民衆の歌』をみんなで歌いました。
■帝国劇場への思い
三島由紀夫作の舞台『癩王(らいおう)のテラス』をはじめ、帝国劇場で数々の舞台に出演してきた北大路さんは「(帝国)劇場でお世話になったのは26歳の時で、『復活』で初めて舞台に立たせていただきまして。私も『スカーレット』ってミュージカルやってるんですよ」とコメント。
また、帝国劇場で『唐人お吉』『滝の白糸』『長崎ぶらぶら節』など、数々の舞台で座長をつとめた佐久間さんは「私、出が映画だったんで、その頃映画でずっと(演技を)してましたけど、(劇作家の)菊田一夫先生からお声をかけてくださって。今のクリエ(日比谷シアタークリエ)の前、芸術座で三島由紀夫さんの『春の雪』で舞台に立たせていただいて。私たちが出たときは和の物が多く、20年近く帝国劇場でも演技させていただいて、今胸がいっぱいです」と、長年役者人生を過ごした舞台に別れを告げました。