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真打昇進の林家つる子、師匠・林家正蔵からのツッコみに苦笑い 

2024年3月6日 21:50
真打昇進の林家つる子、師匠・林家正蔵からのツッコみに苦笑い 
会見に登壇した林家つる子さん
落語家の林家つる子さんが6日、『新真打昇進披露会見』に師匠の林家正蔵さん(61)と登壇しました。

つる子さんは、大学時代に落語と出会い、卒業後、九代目・林家正蔵さんの元に弟子入り。2015年に『二ツ目』に昇進を果たし、今月21日に『真打』に昇進します。古典落語のほとんどは男性の落語家が作り上げた話芸といわれ、酒や遊郭遊びなど男性目線で語られる演目が多い中、つる子さんは古典落語の名作「子別れ」「芝浜」に登場するおかみさんを主人公にして女性目線で描く新たな古典落語に挑戦しています。

落語協会から抜てきされ真打となるつる子さんは「私は噺家(はなしか)になる前、客席で落語を楽しんでいました。その高座にトリであがらせていただける日がくるのかと思うと胸がいっぱいで、本当に感慨深い。今年は落語協会発足100年という節目の年でございます。より多くの方に落語を知っていただけるよう、初めての方にも落語の楽しさをたくさん伝えていけるような、そんな人になりたいと思っております」と意気込みました。

そんなつる子さんに、師匠の正蔵さんからは「自分が美しいところを鼻にかけるところがある。チラシ、ポスターを見ても、なに勘違いしているんだ、デザイナーの方の言うとおりになって、美しさをひけらかすなよ。中央大学時の落研の名前は、『中央亭可愛(ちゅうおうていかわいい)』かわいいを鼻にかけている」と落研時代の名前をいじられ、会場を笑わせました。