仲野太賀、水原希子ら “映画業界を守る” 取り組みに賛同「日本映画界が良くなることを願っています」

■仲野さん「日本映画界が良くなることを願っています」
【仲野太賀さんのコメント全文】
僕は「日本版CNC設立を求める会」の活動に賛同します。
日本映画の未来にとって、新しい扉が開かれる大きなチャンスだと思っています。
僕自身、日本映画に憧れてこの世界に入ってきました。
しかし昨今、撮影現場では今の業界に対して、なんだか寂しい意見をよく耳にします。
日本映画の未来を、そして自分たちが働いている環境を憂う声は少なくありません。
しかしその声は、何かを変えるには余りにも小さく、頼りないものでした。
このままでは新しい人材が働きたいと思える業界でいられないのではないか。
不安は募りながらも、素晴らしい映画を作りたいという素朴な思いが、何かを支えている気がします。
しかし、この先何年、何十年と映画に携わっていきたい。世界に誇れる日本映画を作りたい。
その為にはやはり、働きやすい環境があってこそ、人材育成の仕組みがあってこそ、歴史ある日本映画の未来を繋いでいけるように思います。
一人一人のスタッフ、そして新しい才能、その人たちを支えることが、これからの映画業界全体の役割なのではないでしょうか。
業界全体が助け合いながら未来を紡いでいけたら、どんなに素敵な事なんだろうと思います。
日本版CNCの設立にあたって、まだまだ課題はたくさんあります。
何が最善なのかを、ぼく自身も勉強していきたいと思います。
少しでも日本映画界が良くなることを願っています。