SNSにあげた“高速ステップ”動画がいま話題を呼んでいる、ストリートダンサーのMiyuさんが9日放送の『アナザースカイ』に出演。ハウスダンスに心血を注ぐMiyuさんが、苦悩を明かしました。

2017年、バトルダンサー憧れの大会だという『JUSTE DEBOUT』で世界一に選ばれたMiyuさん。「世界一になったらもっと色んなことが大きく変わると思っていたんですけど、実際想像していたことと現実は真反対で、優勝したとしても、環境はほとんど変わらないんですよ。知らない人の方が多いから」と、最高の喜びを味わったものの、それも長くは続かず、現実を突きつけられたことを告白。

スクールなどでレッスンをする中でも、「自分の教えている生徒たちが“ダンサー一本でやっていけない”っていう現実。“親に反対されるからダンサー一本ではやりません”、“他の職業をやりながらダンスも一応続けます”っていう形のダンサーが多かったのがすごく悔しい」と、葛藤していることも明かしました。

しかし、MCの今田耕司さんが「Miyuさんが思う、ハウス（ダンス）の魅力って何ですか？」と尋ねると、「本当にピースフルで楽しい、人とのコミュニケーションのダンスなので、自分の感情が一番表現できるのがハウスダンスですね」と笑顔でコメント。ダンサーの社会的地位を上げ、子どもたちに“将来の夢はダンサー”と思ってもらいたいと話し、“いつか教え子と一緒に大会に出て、世界一になる”という新たな夢を明かしました。