2度目のノミネート・石田夏穂 溶接工職人の生き様を描く『我が手の太陽』【芥川賞候補作】
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石田夏穂さん
第169回芥川・直木賞が19日に発表されます。その発表を前に、純文学の中・短編作品に贈られる芥川賞の候補作の1つ、石田夏穂さん(31)の『我が手の太陽』を紹介します。
自他共に認める腕利きの溶接工・伊東が、突然のスランプに陥り、日に日に職能と自負を失っていく。職人の生き様が描かれています。
石田さんは、1991年埼玉県生まれ。東京工業大学工学部を卒業し、2021年発表の作品『我が友、スミス』で第45回すばる文学賞佳作、第166回芥川賞候補作に選ばれ、今回が2度目のノミネートとなりました。