広瀬すず「何を見ても苦しかった」映画撮影時を回顧 『TAMA映画賞』最優秀女優賞を受賞
最優秀女優賞に輝いた広瀬すずさん
俳優の広瀬すずさん(24)が26日、都内で行われた『第14回TAMA映画賞』授賞式に出席。松坂桃李さん(34)とダブル主演した映画『流浪の月』で最優秀女優賞に輝き、撮影当時を振り返りました。
映画は、誘拐事件の“被害者”として生きてきた家内更紗(広瀬さん)と、その事件の“加害者”とされた佐伯文(松坂さん)が15年のときを経て偶然の再会を果たす物語です。
更紗を演じた広瀬さんは撮影当時について、「普通に生きてきた中で一番、自分の心が弱ってましたね。何を見ても苦しかったというか、どう感じても苦しくて、ずっと混乱してました」と振り返りました。
また、受賞トロフィーを受け取った広瀬さんは「すごく苦しい撮影だったのですが、『流浪の月』という作品が、多くの方に届いていたんだと思うと、踏ん張ってよかったなと。監督、桃李さん、支えてくださった方がたくさんいらっしゃったので、こういった形で少しでも恩返しができたらいいなと思っております」と喜びを語りました。
映画は、誘拐事件の“被害者”として生きてきた家内更紗(広瀬さん)と、その事件の“加害者”とされた佐伯文(松坂さん)が15年のときを経て偶然の再会を果たす物語です。
更紗を演じた広瀬さんは撮影当時について、「普通に生きてきた中で一番、自分の心が弱ってましたね。何を見ても苦しかったというか、どう感じても苦しくて、ずっと混乱してました」と振り返りました。
また、受賞トロフィーを受け取った広瀬さんは「すごく苦しい撮影だったのですが、『流浪の月』という作品が、多くの方に届いていたんだと思うと、踏ん張ってよかったなと。監督、桃李さん、支えてくださった方がたくさんいらっしゃったので、こういった形で少しでも恩返しができたらいいなと思っております」と喜びを語りました。
■松坂桃李「殴られるのかなとか思いながら…」 共演者とのエピソード
同作で最優秀男優賞に輝いた松坂さんも共に登壇し、共演者の印象を聞かれると「(同作に出演した)横浜流星くんの誕生日を祝う日がありまして、監督がサプライズを設けて。2階にカフェがあって、台本にはないんですけど、(監督が流星くんに)“激高(げきこう)しながら上がってきて、ゴミ箱のふたをとって怒ってくれ”っていう演出をつけたんですよね。それでふたを開けたら誕生日プレゼントがあるっていうサプライズをしたんですけど、僕はあの現場で流星くんとそんなに接する時間がなかったのでどんな顔していいかわからなくて。流星くんの役柄的に僕に対して距離がある役なので、殴られるのかなとか思いながら、いざプレゼントを見つけて、いつもの流星くんの笑顔になったときは安心した。この3人で作品を作り上げるんだな、うれしいなって思いました」と明かしました。