梶光夫、ジュエリーでウクライナ支援 「小さいけど楽しい部分を」こだわり明かす
梶さんは、1963年に歌手デビューし、翌年『青春の城下町』が大ヒット。テレビや映画に多数出演していました。その後、芸能界を引退し、ジュエリーデザイナーに転身しました。
今回、梶さんの創作活動40周年の活動のひとつとして、ウクライナ支援を目的に創作した作品を、第750回毎日オークション(7月29日開催予定)のメインセールに出品。その落札代金は、ウクライナ大統領夫人が運営するオレーナ・ゼレンスカ基金に全額寄付され、戦禍に苦しむ子どもたちや負傷者のケアなどの慈善活動に役立てられるということです。
オークション開催に先駆け、駐日ウクライナ特命全権大使のセルギー・コルスンスキー閣下を迎え、発表会を行いました。
梶さんは「多くの方が様々な形で支援の輪を広げる中、私はジュエリーを通じて、何かお役に立つことが出来ないかということを考えておりました」といい、「私1人だけではなく、ジュエリーを作る職人さんたちとこの間集まりまして、50年後、100年後にも残るジュエリーをみんなで作ろうということで、出来上がりました」と、完成したチャリティージュエリーをお披露目しました。
ジュエリーには様々な仕掛けが施されているそうで、キャットペンダントは「猫のしっぽを動かすと、顔が左右に揺れるデザインを施しています」と紹介。キャットリングについては「猫の口の下にあるリボンを手でつつくと、口が開閉して、ダイヤモンドで出来た目が出てきたり隠れたりするという仕掛けがあります」と、ジュエリーの細やかなこだわりを明かしました。
梶さんは「ジュエリー作りの中で、一つ面倒なことを入れるというのを心がけている」と明かし、「面倒だという部分を一つ入れることによって、楽しいジュエリーになるし、自分だけのジュエリーとして長く使っていただける。そういうつもりで、小さいですけど楽しい部分を入れました」と笑顔で語りました。