松本白鸚「命ある限り芝居続ける」 50年以上にわたり単独主演した『ラ・マンチャの男』千穐楽
カーテンコールでの松本白鸚さん(写真提供/東宝演劇部)
歌舞伎俳優の松本白鸚さん(80)が24日、50年以上にわたり単独主演してきたミュージカル『ラ・マンチャの男』の千穐楽を迎え、感謝の気持ちを伝えました。
1969年に日本での上演が始まった『ラ・マンチャの男』。白鸚さんは初演から舞台に立ち、単独主演50周年を迎えた2019年の帝劇公演で、通算上演1300回を達成しました。主演を半世紀以上にわたり務めた功績が認められ、『第47回 菊田一夫演劇賞』で特別賞を受賞しました。
2022年2月に『ファイナル公演』が開幕したものの、新型コロナウイルスの影響で全25回を予定していた日程が7回で終了。幻のファイナル公演となっていました。
1969年に日本での上演が始まった『ラ・マンチャの男』。白鸚さんは初演から舞台に立ち、単独主演50周年を迎えた2019年の帝劇公演で、通算上演1300回を達成しました。主演を半世紀以上にわたり務めた功績が認められ、『第47回 菊田一夫演劇賞』で特別賞を受賞しました。
2022年2月に『ファイナル公演』が開幕したものの、新型コロナウイルスの影響で全25回を予定していた日程が7回で終了。幻のファイナル公演となっていました。
■松たか子から花束 生涯現役を誓う
そして2023年4月14日、あらためて『ファイナル公演』が開幕。24日に千穐楽を迎えました。
盛大な拍手を受けながらカーテンコールに登場した白鸚さんは、舞台の共演者で娘の松たか子さん(45)から花束を受け取り、「どうもありがとうございました」と客席に一礼しました。
盛大な拍手を受けながらカーテンコールに登場した白鸚さんは、舞台の共演者で娘の松たか子さん(45)から花束を受け取り、「どうもありがとうございました」と客席に一礼しました。
そして「初演から54年。27歳のときにブロードウェーに行きまして、足を運んでくださるお客様のおかげで、今日までやれました。これからも命のある限り、芝居を続けてまいります。どうもありがとうございます」と感謝の気持ちを語ると、会場から割れんばかりの拍手が送られました。