歌舞伎俳優の中村鴈治郎さん（64）、中村扇雀さん（63）、片岡愛之助さん（51）、中村壱太郎さん（33）、尾上右近さん（31）たちが、節分の日に当たる3日、大阪松竹座の舞台上で豆まきを行いました。

2月2日から大阪松竹座で始まった大阪国際文化芸術プロジェクト『立春歌舞伎特別公演』（18日千穐楽）。昼の部の『実盛物語』の終演後、鴈治郎さんと愛之助さん、上村吉弥さんは役の衣装のまま登場し、扇雀さん、壱太郎さん、右近さん、中村虎之介さん、中村亀鶴さんは紋付き姿で登場。鴈治郎さんから「本日はご来場いただきありがとうございます。劇場に鬼はおりませんので福は内のご唱和をお願いします」の挨拶とともに、鳴り物がかかる中、舞台や花道から豆をまきました。

また、夜の部でも『新版色讀販　ちょいのせ』の終演後に鴈治郎さんたちが登場。客席から歓声があがる中、鴈治郎さんが「コロナ禍を経て、大阪松竹座も、そして歌舞伎座でも 4 年ぶりの節分豆まきの開催となります」と挨拶すると、客席から拍手が。そして「福は内」のかけ声とともに、紅白幕を背に豆まきが行われました。