三谷幸喜 東京サンシャインボーイズ30年ぶり復活も「次は80年の充電です」
東京サンシャインボーイズは、1983年から三谷さんが高校、大学の同級生と“3歳児から瀕死(ひんし)の老人までが楽しめる芝居”を合い言葉に、立ち上げた劇団。1990年頃から『彦馬がゆく』『12人の優しい日本人』『ショウ・マスト・ゴー・オン』『ラヂオの時間』など立て続けに話題作を上演しました。
その後、1994年の舞台『罠』を最後に、活動休止を宣言。実質的な、解散となりました。そのとき劇団から出されたお知らせには『30年の充電期間に入ることになりました。2024年、老境サンシャインボーイズ第1回公演をどうぞお楽しみに。』と記載されていました。
そして今回その言葉通り、30年ぶりに新作舞台の製作を発表。タイトルは『蒙古が襲来』。会見には、梶原善さん(58)や相島一之さん(62)、宮地雅子さん(58)たち、当時劇団を支えた俳優陣が再集結しました。
■三谷幸喜 久々に集結した劇団への思いを語る「今世紀最後の東京サンシャインボーイズ」
三谷さんは「本当に30年前に、『また30年後に会いましょう』みたいな形で別れたんですけども。本当にこんな日が来るとは思ってもいなかったですね。ここでみんなが、こうやって並んでるのを見た時に、感無量というかね。おっさん、おばさんばっかりじゃないですか。なんか病院の待合室見てるみたい。そんな考えに至りました」と笑い混じりに思いを語りました。
そして「1つ皆様にお伝えしておきたいんですけども、今回の公演は、30年の充電が終わった記念公演であります。これを機に劇団が再結成するわけではないんです。劇団はですね。この公演が終わり次第、再び充電期間に入ります。次は80年の充電です。次回公演は、2105年になります」と語り、会場をわかせました。
最後に三谷さんは「今世紀最後の東京サンシャインボーイズ。是非皆さん、お見逃しなく!」と挨拶を締めくくりました。
東京サンシャインボーイズ・復活公演『蒙古が襲来』は、2025年2月から上演がスタートする予定です。