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横浜流星「自分の存在を消して役として生きたい」 “揺るがない覚悟” と “目指すもの”

2022年10月10日 12:00
横浜流星「自分の存在を消して役として生きたい」 “揺るがない覚悟” と “目指すもの”
横浜流星さん
俳優の横浜流星さん(26)が、9日放送の『おしゃれクリップ』に出演。爽やかな青年から嫌悪感すら抱かせる危険な男の役まで挑んできた横浜さんが、いま目指すものを明かしました。

番組では横浜さんの印象について、映画『線は、僕を描く』(10月21日(金)公開)で共演した俳優の三浦友和さんに話を聞いたVTRが放送されました。三浦さんは「“現代的な20代の芸能人”っていうイメージを持ってたんだけど、ものすごく素朴で。小さいコンビニ袋をさげてるので、“何か買ってきたのかな?”と思ったらそうじゃなくて。そこにケータイだとか台本だとか入れて、毎日それで来るから、“それしか持ってないの?”って言ったら“いや、これなんです、ごめんなさい”みたいな。すごく意外な一面でしたね」と、横浜さんの印象を語りました。

そして横浜さんの出演映画『流浪の月』を見たという三浦さん。婚約者に暴力を振るう男を怪演し、これまでのイメージを覆した横浜さんの演技について「自分の26歳を考えるとね、あの役を26歳の僕は多分断ったでしょうね。26歳でああいうものにチャレンジできることのすごさですね。尊敬しますよ、素晴らしかったですからね」と絶賛しました。

すると横浜さんは「僕はこのタイミングで(この役を)できて良かったなと思ってます」と告白。続けて「本当に(この業界は)移り変わりが激しくて、代わりなんていくらでもいるので、そこから本物になるためにはどうすればいいんだろうっていうのを考えていて、そのタイミングであの作品のオファーをいただけたので、断る理由はなかった」と語りました。

さらに横浜さんは「いろんな種類があると思うんですけど、役へのアプローチって。自分が役に近づくとか、役を自分に近づけるとか。僕はできる限り自分を消したいなと思って、役として生きたいので、自分の経験なんか要らなくて、その役だけをずっと考えていたい」とコメント。続けて「今なんとなく目指しているのは、クレジットで(出演を)気づかれるぐらいまで目指せたら、自分を消せて役として生きている証拠なのかなと思う」と目標を明かしました。

MCの山崎育三郎さんが「これからこういうのをやってみたいっていうのはある?」と尋ねると、「何でもやりたいですけどね。それこそ本当に歌苦手ですけど、ミュージカルとかもやってみたい」と答えた横浜さん。すると山崎さんは「言ったね? 育三郎、動きます」と目を輝かせ、スタジオは笑いに包まれました。