池畑慎之介「思い立った時に旅に…」 人気上昇中 最新キャンピングカーの魅力を体験
キャンプブームやコロナ禍の影響もあり、人気上昇中というキャンピングカー。そのだいご味について、池畑さんは「思い立った時に旅に出かけられる。(ホテルの)予約をしなくても泊まって、ペットと一緒に旅ができる。下手なワンルームを買うんだったら、住民票がないけどキャンピングカーで全国をまわっていたほうがいい」と“キャンピングカー愛”を語りました。
■ひのきの内装 走る山小屋
自動車税や維持費が軽減され、近年人気を集めているのが軽自動車のキャンピングカーです。『ダイハツ ハイゼット トラック パネルバン』をベース車にした『三島ダイハツ クオッカ』は、静岡県産の“富士ひのき”を使って内装を仕上げ、まるで山小屋のような雰囲気。池畑さんは「ひのき風呂が好きだから、旅館に来た感じがする」と、天然木の香りに癒やされていました。
車内には可動式のテーブルと木箱が置かれ、その組み合わせによって、収納や椅子、ベッドにアレンジが可能。このアイデアについて、池畑さんは「子供は、いろいろ変わるのが好きだから、喜ぶよね」と、自身の考えを明かしました。
さらにオプションで、サブバッテリーが装備でき、冷蔵庫やクーラーなど電化製品を使用することも考慮した設計になっているということです。
■都市型軽キャンピングカー
普段使いもできて、駐車場にも停めやすい都市型軽キャンピングカーの代表格となっているのが『ホンダ N-VAN』をベース車にした『ホワイトハウス N-VAN コンポスタイルワン』です。
車内には、厚さ8センチのベッドマットが敷かれ、大人2人の就寝が可能。水が使えるシンク2台を備え、電子レンジも標準装備されています。池畑さんは「(電子レンジで)お弁当を温めてもいい」と利便性を評価しました。
また、“オリジナルプライバシーテント”をオプション装備すれば、居住空間を増やすことも。この車にはドアとドアの間の柱・センターピラーが無いため、車内とテントが一体化し広々としたスペースが生まれます。さらに、テントの窓は通気性の良いメッシュタイプ。池畑さんは「虫もよけられて、若い女の子も大丈夫よ」と、アウトドアのビギナーに推奨しました。
■主張しないキャンピングカー
かつて、大きなキャンピングカーを愛車にしたことがある池畑さん。デメリットについて、「(私の場合)“キャンプに行くんだ!”と、どこに行っても指を指されたの。後ろから追い抜いてきて、(一旦)横につけて手を振って」と、注目されやすいことをあげました。
そんな悩みに寄り添うのが、街乗りでも目立たない、ワンボックスやバン、ワゴンのシルエットを保ち、内装をメインでキャンピング仕様にコンバージョン(変化)させた、通称“バンコン”と呼ばれるキャンピングカーです。
登場したのは、『トヨタ ハイエースSLスーパーハイルーフ特装車』をベース車とした『レクビィ カントリークラブ ALT』。金糸で模様を織り出した内装や、焼き物のシンクを収めた水回りなど、和モダンを感じさせる作りになっています。
ワンタッチで2段ベッドに変化するベンチシートを装備しながら、車内を移動できる通路も確保。天井までの高さは184センチあり、池畑さんは「(普通は)イスを乗り越えなければいけない、(立って歩いて)後ろまで行けるってすごいね」と、ストレスを感じさせない車内空間に驚いていました。
さらに、車の後方にはシャワールームや、簡易トイレも設置できるスペースを確保。池畑さんは「ここでも立てるんだね。海から帰ってきた時にいいね」と、この“バンコン”に関心を寄せました。
■国内最高峰の和製モーターホーム
ホテルのような高級感あふれる車内は、本格的な料理を楽しめるキッチンに、110リットルの大型冷蔵庫やテレビを備え、車両後方の寝室には、幅800ミリのシングルベッドを2台配置。長期の旅を可能にする、シャワーやトイレとして使えるマルチルームも備え、さらにエンジンの熱や電気を利用して温水を作りだす、“ACボイラー”もオプション装備できます。
気配りの行き届いたキャンピングカーに、池畑さんは「あと無いのは愛だけ?(オプションで)売ってればいいのになぁ」と、冗談交じりに明かしました。
最後に、池畑さんは「みんな、いい車だった。特に気になったのはN-VANのキャンピングカー。(オプションのテントと)つながって軽自動車とは思えなかった」と、最新のキャンピングカーに胸を躍らせていました。
(4月22日放送のBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴』を再構成)