小池栄子「やっぱり自分はお芝居が好き」橋田賞を受賞
『橋田賞』は、脚本家の橋田壽賀子さんが設立した橋田文化財団が、1993年から発表している賞。広く大衆に支持され、感動を呼び起こした芸術性豊かな完成度の高い番組、作品、人物が表彰されます。
小池さんは、三谷幸喜さんが脚本をつとめた大河ドラマで、歴史上の人物となる北条政子を好演。主人公・北条義時の姉として、様々な困難に直面しても受け止め、前を向いていく姿を演じきり、多くの視聴者の支持を得ながら物語をけん引したことが評価され、受賞となりました。
■小池栄子「三谷さんが書く北条政子は、家族愛にあふれたチャーミングな女性」
「1年半という長い撮影期間でしたが、やっぱり自分はお芝居が好きなんだということを確信することができた1年半でした」と喜びをあらわにした小池さん。自身が演じた役については、「北条政子を演じさせていただくという話をいただいて、周りの方からは“歴代の悪女を演じるんだね。きっとみんなに嫌われるね”という言葉をいただいたんですが、三谷さんが書いてくださる北条政子という人物は、家族愛にあふれたチャーミングな女性でした。ファンの方々からは、“政子が好きになった”という言葉をたくさんいただきまして、自分としては間違っていなかったのかな。そして、これからもたくさん勉強して、いただいた役に向き合ってコツコツとやっていきたいなと心に誓った収録でした」と撮影を振り返りました。
さらに、司会者が、“北条政子を小池さんがやるって聞いたとき、みなさんの期待値が上がりました。その期待が本人のプレッシャーになるんでしょうけど、必ず小池さんはみんなの期待を超えてきますからね”とコメントすると、小池さんが、「その言葉がまたプレッシャーになりますので」と、勢いよく突っ込み、会場は笑いに包まれました。