市川新之助「まだ勸玄の方がいい」 新しい名前に慣れず しかし姉・ぼたん「頼もしくなった」
■歌舞伎座が “柿色” にライトアップ
歌舞伎座では、11月から2か月にわたり『市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台』の公演を開催。5日に開幕する12月公演を前に、1日から歌舞伎座が成田屋をイメージした“柿色”にライトアップされました。“柿色”は“團十郎茶”とも呼ばれ、歌舞伎十八番『暫』の主人公・鎌倉権五郎が着る素襖の色でもあり、市川團十郎家と縁のある色となっています。
■市川新之助 新しい名前に「たぶん一生慣れないと思います」
11月の公演の出来を聞かれた新之助さんは「結構うまくできたんじゃないかな、85点くらい。千秋楽は言えたんですけど、多少かんじゃったり、かむのは別にいいんですけど、お客さんの反応を気にしすぎたかなと思います。最後に『さらば』って言う部分があるんですけど、千秋楽は出来たんですけど、それまであまりうまくできなかった」と、11月公演を振り返りました。
さらに、“新之助”という名前に慣れたか? と聞かれると「まだ勸玄の方がいいですね。たぶん一生慣れないと思います」とコメントしました。
また、新之助さんと團十郎さんが新しい名前となり、変わったところはあるか聞かれたぼたんさんは「弟は、11月公演をしてから、なんだか男の子らしく頼もしくなったなと感じます。そういう所もかわいいです。お父さんは、“團十郎”と聞くと、私のイメージではドスンとしているイメージが強いので、“海老蔵”っていう名前よりも“團十郎”という名跡の方が、ドスンと座っているような気がする」とコメント。すると團十郎さんが「体重は増えました」と返し、新之助さんは「エネルギーを使っちゃってよく食べるのと、舞台やってて筋肉ついたよね」と加え、家族の仲むつまじい姿を見せました。